輸出向けの日産の旧車のL型エンジンに装着されていたカムです 今や某オークションにもなかなか出品されていないようで、いつの間にか希少なパーツとなってしまいました… 一部にブルーのペイントがされていたため、通称“青カム”または“ブルーカム”と呼ばれたカムです 海外（主に北米）との規制の違いによって、同じ型式の国内仕様のエンジンよりもハイパワー寄りの設計がなされていました そのカギとなるのがこの“青カム”です 国内仕様よりも作用角が大きい（68度）ことが最大の特徴です これを国内仕様のL型エンジンのカムと交換することで、他の部分を大きく仕様変更せずにパンチ力の向上が実感できるくらいの変化をもたらせてくれるということで、当時は改造マニアの常套手段として流行しました チューニングの度合いが高まるほど車検を通すのが困難になりますが、このカムくらいの作用角なら車検に通らないことは無いだろうと、以前に旧車専門店の方から聞いたことがあります 10年前に使おうと思い入手しましたが、当時はもう少し激しめのチューニングに切り替えたため、使わずに取ってありました 青カムの証と言われる「C」の刻印が端面にありますので、輸出用カムで間違いないと思います ◆状態：端部周辺にわずかにサビ浮きが見られますが、使用に問題無いレベルだと思います 表面に黒ずみが見られる箇所がありますが、使用すれば取れるレベルかと思われます。気になる方は研磨してお使いください 保管はカムカバーの内側に新聞紙を詰めて収めていましたので、保管時のダメージの恐れは無いと思いますが、入手前の状態については不明です ※数十年前に生産されたの部品ということを踏まえ、 その扱いが分かる方以外は入札を控えた方が無難かと思います 極力搬送時の曲がりを防ぐような梱包をおこなうつもりですので、結果的にそれなりの重量になることが予想され、今の段階では送料が読めませんので、着払いでの発送とさせていただきます ※条件によっては直接引き渡しに応じることも出来るかもしれません ※なるべく3〜4日中に発送するように心がけますが、仕事の都合で少し遅れる場合もございます。その際は発送の目処はご連絡いたしますので、ご容赦いただけると幸いです