青紫地に流水と蜻蛉の柄。 アンティークならではの、大胆な色使いと柄の正絹絽小紋です。 20年程前に、京都の古着屋で3万8千円で購入（最初は3万6千円と書いていましたが、調べ直したら3万8千円でした）。 長襦袢は、この着物に合わせて新たにシルックで仕立てました。 衣紋抜き、居敷当てつき。 身丈（肩から）小紋148センチ、襦袢130センチ 袖幅 31センチ、31センチ 後ろ幅 29.5センチ、29.3センチ 袖丈 67センチ、66.5センチ 素人採寸ですので誤差はご容赦ください。 古いものですので、身丈は短く、袖丈は長いです。 袖丈は現代では1尺3寸が標準ですが、これは1尺8寸だと思います。 私は身長160センチありますが、腰紐を骨盤のあたりに締めて、腰紐をくるむように何とかおはしょりを作っていました。 本当はもっと小柄な人向けだと思います。 衿はバチ衿です。 ものはとても良い物です。 古い絽にしては奇跡的に保存状態も良いです。 糸が飛び出ている箇所が2箇所見つかったくらいです（7枚目と8枚目）。 長襦袢のほうは、画像にも写っていますが、衿先と袖に染みがあります。 これは、うっかり衣裳箪笥用のお香をたとう紙の上に置いてしまったせいで、お香の真下にあたるところに染みがついてしまいました。 洗濯して薄くはなりましたが取れません。 ただ、上の着物は濃い色なので、着物を着てしまえばわからなくなります。 年齢的に、この袖丈の着物を着るのは厳しくなってきたので出品します。 大事に着てくれる方にお譲りしたいと思います。 ※7月7日追記 この商品については、今後値下げする可能性はゼロです（値上げは、もしかしたらするかもしれません）。 この価格で購入したいという人が現れなければ、知人が関係する高校の伝統芸能クラブに寄付する予定です。