ALTEC211を基に設計した10cmユニットダブル、コンビネーションタイプのフロントロードホーンです。ホーン部は合板を14mmに積層した一体型のため剛性が高く、余分な倍音や共振が発生しにくい構造となっています。

☆製作動画をyoutubeに掲載しています。ぜひご覧ください！

ご希望によりスピーカーユニット取り付けの下穴を開けてお送り致します。ご希望される場合は落札後に取り付け穴の直径（対角線の寸法）をお送りください。
※落札時点で取り付けるユニットが決まっている方のみに限ります。落札後速やかに連絡ください。

[仕様]
縦 600m横 320mm奥行き 300mm
容積 約27Lバスレフポート共振周波数 45Hzターミナル取り付け済み吸音材を上下に取り付けて発送外装はシナ合板にブラウンの着色。木目が映えるオイルフィニッシュを施しています。

スピーカーの向きは部屋の環境などによって縦置きにも横置きにもできます。
縦置きと横置きでは指向性が変わるので両方を試して頂きたいと思っています。
また、写真で下面になっている面も同じ仕上げのため、横置きの見栄えも問題ありません。

バスレフポート部分は、サランネットを張った板でスリットを塞ぎ、その板に丸穴ポートを開けたブロックが取り付けてあります。
ブロックは取り外しができ、板ごと取り外すとスリットはオープンになります。
そのためポートチューニングが自由です。


[フロントロードホーンについて]
フロントロードホーンは最も狭い部分（スロート）でロードをかけ、徐々に広がるホーンで中高音域を増幅します。低域はバスレフで補うコンビネーションタイプと呼ばれるエンクロージャーです。
スロート部はユニットの振動板面積から12%ほど絞っています。ほとんどの10cmフルレンジユニットが無理なく取り付けられます。
ホーン部は薄い曲げ合板ではなく、合板をプレス積層し一枚の板に成型しています。動画をご覧いただくと伝わりやすいかと思いますが、剛性が高いため叩くとカンカンと高い音がし、素材の密度も均一に仕上がります。この特徴は余分な共振や倍音を抑えることに繋がり、音響特性に優れます。ご不明な点がある場合は、お気軽にご質問ください。