播州三木福保工業の福島保弘氏は自由鍛造という製法で、鋼を１０００度に熱し、
エアーハンマーで叩いては伸ばし、叩いては伸ばしを繰り返し、６００度に下 がるまでに 形を造ります。
現在播州三木でこの製法ができるのは福島さんただ独りだけになってしまいました。
足でエアーハンマーを操作し、手鍛造で固く、固く、固くねばりのある玄能を造り出す国宝級の技です。昭和の名工と言われる由縁です。
８５歳を越えた今でも、現役ではありますが、後継者はいない！そうです。
全体のバランス、ヒツ穴の精度など、現物を手に取って
ご覧いただけるのが一番わかりやすいのですが・・・。
最近は体調の関係で製造されてないとか・・・。注文しても、なかなか手に入らず、
貴重な品になっております。

５０年来のお付き合いのある播州三木の古老問屋さんが、直接福島さんの工房へ出向き、僅かに残っていた在庫からなんとか手に入れることができました。

その福島さん製造の下腹鎚（九州型） 大々 頭丈です。
重量は約６６０ｇ、 全長は約１２０ｍｍ、槌面は約３９ｍｍです。
あくまでも素人計測ですので、ご了承ください。
柄はついておりません。

で出品いたします。
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