＊田村廣フラメンコギターC50モデル1969年製作をお譲りします。
もちろんクラシックギター、ボサノバギター等としてもご使用出来ます。
このC50モデルは1969年当時5万円で販売されていました。
1969年当時の大卒初任給が約3万円でしたので現在価格に換算しますとかなり高価な手工ギターと言えます。

＊材質
表板:杉単板(当時5万円モデルだけあって木目の詰まった素晴らしい材料です)
横、裏板:シープレス単板(割れ止め有り)
弦長:約665mmで弾きやすく疲れにくいです。
ナット幅:約52mm
弦幅:0フレット 1弦～6弦 約43mm
サドル側 1弦～6弦 約58mm
12F弦高:1弦 約3mm、6弦 約3mm
誤差はご容赦ください。

＊ゴルペ板をヴィンテージフラメンコギターによく採用されている天然木バーズアイメープル板(0.2mm厚の極薄)に交換しました。天然木バーズアイメープル板は音色第一を考え、あえて塗装をしておりませので汚れたらサンドペーパー等で磨けば綺麗になります。(表板とバーズアイメープルゴルペ板に乾燥等によるダメージ等を考慮し2分割で貼りました)
奇跡的に指板、フレットの擦れ、凹み等の経年劣化は見受けられませんでしたのでご安心下さい。


＊ネックヒールに微小の開きが有りましたので指板から外科的リペアをしました。11、12フレットにリペア跡があります。
立ち上がりの良い音色を求めてブリッジを加工し、サドル長さを短くしました。

指板横にポジションマークとして×マークが入っています。
7フレットは赤着色。

ヘッドに打コン跡が有りましたので修正加工しましたが綺麗ではありません。
裏板にクラックが有りましたが補修済みです。

ボディ横板中央下にエンドピン跡があります。
その他キズ等が散見されます。新品のようなギターではございませんのでジャンク扱いとします。

総単板で長い年月が経過し、材が乾燥したフラメンコギターですので最近のアジア製？で塗装の分厚く綺麗なフラメンコギターに比べると音の立ち上がり、音色等は優ると思います。
(主観です)
＊ブリッジの弦穴に1～6弦までアルミ製パイプを挿入加工。更にシンプルチップにて弦留めしましたので立ち上がりが良くフラメンコらしい切れのある音色となりました(主観です)
クラシックは勿論、ボサノバやジャズ、弾き語り等にも使用出来るギターと思います。

＊53年前のヴィンテージギターですのでキズ等はございますが田村廣ギターによく散見されるウェザーチェック(塗装のヒビ)は無いようですのでご安心下さい。(1969年頃は田村廣氏ご自身の製作が多いと思われ薄い塗装なのでウェザーチェックが無いと思います)

＊新品のような完璧なギターをお探しの方、神経質な方は入札をご遠慮ください。画像とコメントをよくご確認されましてノークレーム、ノーリターンでお願い致します。

※撮影時の天候やモニタの環境等で実際の商品とは色合いや質感が異なって見える場合がございますので予めご了承下さい。
また見落とし等が有っても現状と致しますので画像とコメントをよくご確認されますようお願い致します。



＊ヤマハ 製ハードケース(鍵無しですのでご了承願います)に入れプチプチで養生し、ヤマト宅急便160サイズ元払いにて兵庫県より発送します。
(ぎりぎり160サイズに収まりそうですが、オーバの180サイズになりましても追加費用はこちらで負担しますのでご安心下さい)