鎌倉にて作刀されている正宗二十四代孫綱廣こと山村綱廣氏の作品です。３年ほど前に購入して、割烹などの野菜細工に使用していました。 実用で業務に使用していたので、研ぎも２０００番止まり程度、減りを考慮してシノギも完全に平面を出しておりませんので、気になる方はご自身で研ぎ直してください。 右用の片刃です。全長２１ｃｍ程度、刃渡りは９，５ｃｍと７前後です。左の特殊な形は先代、先々代も作っていたものだそうで、この意匠は当時のものであると御本人が解説されていました。湾曲しているものは最初に先が尖っていたのですが、用途に合わせて研ぎ直し丸めています。 ３年前で最後の一本として購入し（左のもの、そのときにしばらく生産の予定はないとのことでした。山村氏自身高齢で健康的な問題もあるようですから、すでに引退されたのかどうかも不明です。 取引条件は当方のプロフィールを御覧ください。