自分のエボワゴンのACDポンプを修理するために、内部のプレートを鉄工所で作ってもらいました。もともとはアルミ製ですが、同じ厚み（２㎜）のステンレス（SUS304）で作ってもらいました。レーザーカット品です。固着していることが多いので、うまく分解できるかわかりませんが、吸い込みが弱いといった症状なら、写真のプレートが痛んでいる可能性があります。その場合、この部品交換で治る可能性があると思います。ポンプごと交換すると非常に高価なので、よろしければチャレンジしてみてください。私のポンプは治りました。部品代２０万円以上のため2年間放置していましたが、プレートを交換。修理後１年以上経過しましたが警告ランプ点灯することなく動いています。修理のために分解してみた時の症状としては、おかしな所はこのプレートぐらい。多分プレートが錆びて膨らんで、ボルトが折れてトルコイドポンプのクリアランスが広がり油圧が上がらなかったんだと思います。その時の手順を印刷してお付けします。
当然作業時はMUTなどコンピュータ診断機が無いとエア抜きできませんので、ご注意ください。