【ご挨拶】先般、本品を出品したところ、プロトタイプでありながら大変多くの方にご関心を持って頂きました。ご入札を頂いた皆さま、誠に有難うございました。より多くの方にテスト頂いた方が良いと思い、新たに製作しました。テストにご賛同頂ける方にお求め頂ければ幸いです。
【製品概要】・DCダイナモ車用のICレギュレターです。・最新のMOSFETを使って、安定した電圧制御を行うよう設計しています。・写真で示すように、細いドライバーでつまみを回転させることにより、約13V～約15Vの範囲で自在に電圧を設定できます。・アイドリング時に発電しないのはノーマル時と同じです。充電開始後、3～4000rpmくらいで設定電圧に到達します。・ケースのサイズは50mm×30mm×75mmです。・ダイオードとMOSFETの発熱対策として放熱板を設けていますが、抵抗がとても小さい素子を選んで使用していますので、手で触れられないような温度にはなりません。ケースは耐熱性のものを使っていますので問題ありません。
【適合車両】・W1とW3です。・ステータコイルマイナスコントロールのDCダイナモ用です。プラスコントロールのXSや英車等には適合しません（今後開発予定です）。
【配線方法】・説明書兼配線図をお渡しします。電気が苦手な方でも簡単に配線できると思います。不明な点があれば随時お問い合わせ下さい。・ＷでのICレギュレター化については、DCダイナモの配線を改造して、CB750F用のレギュレター流用という方法があります。本品はDCダイナモの配線改造は不要です。車体配線はそのままで大丈夫です。・本品の出力線（白線）とバッテリーの間に付属品の平型ヒューズボックス（10A）（写真５）を取り付けます。
【テスト状況報告】・私自身のW3でテストを行い、夏のロングツーリングでも全く不具合無く稼働しました。私は14.7Vでコントロールするように設定しています。ヘッドライトを点灯すると14.5V位になりますが、チリル式の時は1V近く低下していたのと比べると電圧の変動がかなり小さいです。・W界の知り合いの方にもテストを頂き、順調に稼働することを確認しています（フェイスブックで以前に投稿していただいていました）。こちらの私のブログにも掲載しています。・前回落札頂いた方も、W3に取り付けられ、「電圧も14.7vに設定しバッテリー充電もエンジンも安定しておりこれで安心して秋に向けてツーリングも楽しくなりそうです。」とのご感想を頂きました。
【本品を使うメリット】・ノーマルのチリル式レギュレターの場合、発電電圧が15Vを越えて、開放型バッテリーを過充電し、硫酸パンチをマフラー付近に浴びせてしまうことがあります。本品を使えばそのような事態を防止できます。・電圧制御を有接点から無接点で行うことにより安定性が増しています。負荷の変動による電圧変動がかなり少ないです。・充電電圧に注意が必要なリチウムイオンバッテリーや、密閉式バッテリーを使う際に、本品の安定した出力電圧は効果的だと思います。・低回転から十分な出力電圧を得られます。・オーナーの好みで出力電圧を調整できます。
【本品を使うデメリット】・本品はプロトタイプですので、ノーマルのチリル式レギュレターはそのまま取り付けておき、本品が万が一故障した場合にすぐにノーマルに戻せるようにしておくことが望ましいと思います。そのため、本品がWの工具箱に丁度収まるように配線長を設けていますが、機器の数が増えますので、敢えて言えばそこがデメリットでしょうか。
【ご注意】・落札者様の自己責任でのご使用を了承頂ける方のみ入札ください。・制御【故障対応】・品質管理には万全を期しておりますが、まだ使用実績が少ない製品です。何らかの不具合が発生した場合、原因調査のため故障品をご返送頂きたいと思います。少々日数を頂き、対策を施した修理品をお返ししたいと考えております。できる限り誠意を持って対応することを心がけますが、何かと至らないところが出てくるかもしれません。あしからずご了承下さい。
アフターケアのため、落札後は氏名・連絡先を交換させて頂きます。